息子が出した答えは
撤退について話し合っていた我々は息子の考えを待った。と、紙に色々書き始めた。どうしたら理解を深められるか、考えて書き出したのだ。これはけっこう驚いた。悩むこともなくもちろん撤退なんてしない、という答えらしい。
頭と行動が伴ってないのだけど、きたない字で書いたのは身近なところで字を丁寧に書くとかなるべく漢字を使って書くとか算数は頭でやってることをなるべく書くとか、自分の考えられるていねいなこと、今までにプラスできることを書いていた。
そっか。撤退しないのか。それなら私だって今まで以上にサポートして見守っていきますよ。
私からも何事も丁寧にじっくり取り組んでみたら変わると思うよ、と言った。
問題を読むのにサラッと読んでいたのをすぐわかんなーいと投げるのではなくもう一回読む。何回か読んだらさすがに意味がだんだんわかってくる。
計算するのに暗算してるその頭のなかを書き出してみる。式を書くのが良いけど式がめんどくさいなら筆算を書く。そこで出た答えを書く。途中経過がわかれば、計算間違いを防げるし後でどこで間違えたのかわかる。
筆算は空いてるところにランダムに書くのではなくなんとなく順番がわかるほうが良い。ザツでも良いけど読めるように書く。
板書はする。その場でわかると思っても板書はする。
図は書くようにする。問題を読みながら言ってる図形をなぞる。
解き直しをする。もう一回やる。類題をいくつもやってみる。
書けない漢字はゴニョゴニョ書いてごまかさない。書いて覚えちゃう。
普段からなるべく読める字を書く。急いでないんだから読める字を。
ほんと、低いレベルな悩みだ。いつかそんなことで悩んだね、と笑えるといいな。